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2015.07.30

全ては官僚様の掌のうち、しかして官僚様は…

東芝の不適切決算の第三者報告の内容から社長辞任の流れ、そして奥歯に挟まったようなマスコミの表現や株価の安定度合に一貫しているのは、企業経営ではなくて国策の存在で、恐らくウエスティングハウスの買収時点から一貫して、経産省の官僚が脚本を書いて東芝がそれを業務遂行するという役割分担で進んでいたのではないだろうか。それゆえにトカゲのしっぽのように歴代経営者を切って丸く収めるという、やくざの手打ちのような演出を打ち出して日本人なら心情として裏も表も分かった上で「仕方ないな」で何となく流してしまえるとしても、海外のロジカルな投資家連中には浪花節は理解も許されもしないだろう。

そうして考えてみると、今の国会議員も与党・野党ともにその席に居続ける、あるいは政権を維持し続けるために官僚のシナリオに忠実に動く駒とならざるを得ないのだろう。マスコミもまた同様。

そればかりか、福島原発の対応にしても、東京オリンピックのプロジェクトにしても官僚の問題解決能力や意識が危機的状況にあるのかもしれない。日本はガラパゴス化で巧妙に隠れた位置に官僚が居るため目立たないだけで、国際比較したときに説明責任、業務の遂行責任など、いずれ問われる時がくるだろう。そうしたとき、国民の目は騙せても、アメリカやIMFなどから正論を突きつけられたら、多分、白旗上げて落城するような気がする。

だから、最近思うけど、この平和な時代は長くは続かないと思うし、振り返れば今頃が一番安定して生活が維持できて良かったなと思い出す時が来るのだろう。だから、一日一日を大切に生きよう。

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