2020.05.11

備忘:アフターコロナのイメージ

神智学で人類進化の過程で精神界から物質界に下降してきて、それが極まった後に再び上昇して行くという考え方がある。

最近夢で見たのは、普段の光景なのに荘厳なお城が聳えている姿。現実世界と2重写しのように、自然界の中に高次元世界が生まれつつあるような気がする。

人間が物質だけを対象にしているのか、精神的な拠り所に立つかに分離して行く気がする。

物質とか科学法則とか法秩序とかマニュアルとか、物とかの人間世界のルールだけを物差しにする世界はどんどん剥がれ落ちて行って、それとは別の精神面を大切にする人は、その方向に進んでむしろ物質の縛りを減らしていく。

そうすると、図のように物の世界は下降を続け、精神の世界は上昇に転ずることで分離・分化が自然と発生するように思う。

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こう考える一つの根拠は今年の冬至にグレートコンジャンクションが地から風に変化すること。

20年ほど前だったか、Mountain Asrtologerのノエルティルの記事を読んで強烈に印象に残っているが、いよいよその時代が到来するんだなと思う。また、占星術とは関係ないが、最近読み直した『20年後世界人口は半分になる』が今の状況を理解するうえで参考になった。

各自一人ひとりが、どのコースを選ぶかを問われている。人間には自由意思が与えられている。恐らく、上昇するコースを選んだ魂は自由を返上するのかもしれない。そしてそれがエデンへの帰還の鍵かもしれない。

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2020.04.20

振り返りの時期

今年の年賀状には「今年は年末に200年に一度の価値転換”ものから精神へ”が起き、年後半は停滞気味なのでスタートダッシュです」と書いたけど、それがすごい勢いで進んでいて驚くばかり。

具体的には、5月後半から11月頃まで星の逆行が重なるので振り返りムードになりそう。

現実に変化の荒波に巻き込まれている人もいるかもしれないけど、もしまだ時間の猶予があるなら、将来を不安がるよりも過去の清算みたいなのがふさわしい気がする。バブルかその前あたりから日本人は方向性を間違えた気がする。そうなった理由は物事の価値解釈とか、行動の原点の問題で”精神からもの”にシフトしたことだと思う。

バブル期のCMとか今見るとブルジョア的でもあり健康的でもある。個人的にはホンダインテグラに使われた山下達郎の『風の回廊』にはまって繰り返し聴いている。この頃が分水嶺で日本と言う国のバランスが取れていた。解放感とか達成感とか、そうした当時の思いを原点にしてもう一度やり直せないか。

自分の過去でも当時は気が付けなかった誤りを今になって理解することが多くなったし、状況を当時の一人称からもっと多面的に見れて、更にもっと上位というか運気の流れみたいな次元で考えるようになった。もっと若い頃、一時期出来ていたんだけど、思い出してきた感じ。

個人だけじゃなくて人類歴史そのものが様々に暴かれてくる時期だと思う。封印の耐用年数が切れて。

それを素直に受け止めて大きな流れに乗って行くことが重要だろう。自力で生きている人や集団は淘汰されて行く。

 

 

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2020.04.09

備忘:東京都でオーバーシュートは起きてないっぽい

たまたま日経xTECHの記事で東京都が新型コロナの最新感染動向のサイトを開設していることを知り、このデータが興味深かったので書いてみることにした。このサイトは以前ヤフーの社長だった現・宮坂学副知事を中心に爆速で開発されたという。

これを眺めていて気がついたことは、陽性患者数と検査実施人数の傾向の一致だった。

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連日報道で右肩上がりに感染者数が増えているように印象操作されているが、これは検査実施人数をコントロールすることで作ることのできる数字だ。もしそうだとすると、実際の感染者の増減を端的に示す情報は無いだろうか?

すると、すぐ下に面白いデータがあった。

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特に受診相談窓口 相談件数は、潜在的な感染者数の傾向を表していると思われるが、この値を見る限り横ばいと言える。

つまり、東京都は現在のところ、感染の拡大を上手く抑え込めていると言えるのではないか。

 

更に「東京都の人口(推計)」というページがあり、毎月の値が見れる。これによると、前月人口との増減は令和2年1月1日現在で-2336。2月1日現在で+1941。3月1日現在で-1786。

もう少し経過を見る必要があるが、ここからも大きな変化は見られない。

 

緊急事態宣言とか、自粛の連鎖で先が見通せない状況だが、こうしたデータを見ると悲観一色でもなく、このまま気を引き締めて警戒を維持しつつ、数か月で医療の対策も追いついて来るのを待てば出口も見えてきているのではないかと感じた。

 

 

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2019.10.03

秋分

若いころから秋分の日を過ぎた頃が心が安らいでくる印象があった。それが占星術で太陽がてんびん座入りすることと一致してるなと気が付いた。

春から夏にかけては、水面下で脇目もふらず全力で目の前のことに取り組んで、その結果が出て来るのが、丁度秋分のタイミングで、それがご褒美だったり、お叱りのような状態だったり、結果が現実として示される。審判の時期。

自分としては同じように頑張っているつもりなのに、実りが豊かに与えられる時とツキに見放されたような時との違いがなぜ生じるのか、その頃は分かっていなかった。

今年は人の縁にも恵まれたし、色々と成長できたと思う。これまでもそうした充実感を感じる秋を何度か経験した。しかし、短時間のうちに流れが変わって行ってしまった。だから最も大切なことは、物事の価値観とか刹那の美的感覚や方向感覚だと思う。それは、生き方の想念の問題であって、若い頃と今と違っている点は、多くの人的あるいは目に見えない存在に支えられているという実感であり信頼であろう。

昔は、自分で生きているという意識が強かったから、あの世からの直接的あるいは第三者を介した間接的なメッセージや偶然の知らせを押し切って、挑戦的・破滅的な生き方を選んでいた。どこか宇宙的な価値観を地球的なものより上に置いていたのかもしれない。何だか、とても遠回りしてきたなと思う。多くの友人たちも失った。でも仕方なかったのだろう。今こうしていられることを喜びそして感謝したい。

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2019.07.17

Jolly Living

Jolly living is key principal of 淘道.

I  feel it may be the sense of creation from the init.

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2017.11.28

神戸製鋼といじめ自殺

『ニューモデルマガジンX』の最新2018年1月号の連載「自動車アラウンド・ザ・World」第52回に神戸製鋼データ改ざんが行われた背景について書かれており、単純な一企業におけるコンプライアンス事案ではないのだな、と気が付いた。

例えて言うなら、学校で発生したいじめ自殺と同じ構造がそこに見える。強い会社が立場の弱い会社に無理を押し付ける。押し付けられた会社は、経営層が現場に無理を押し付ける。そして一番弱いところに全てしわ寄せが集まって偽装という闇を選択するしか道がない状態になる。そして、事件が発生してトカゲの尻尾切りが行われる。

昨今連続している現場崩壊は、製造業だけじゃなく運送業そして非正規雇用者に健康格差が統計的にも表れているらしい。(「日経ビジネスオンライン」で新書『健康格差』の第1章が読めます)

以前にも書いたかもしれないけど、一億総中流の時代が本当は地上の天国だったのかもしれなくて、そこに非正規雇用という下層民をわざわざ制度として作ったことは、大きな禍根を残すと思う。『マガジンX』の記事を丹念に見ていくと、今は生き残っている日本のサラリーマン層も国際競争のただ中に置かれたときに、見識・倫理・能力あらゆる面で他国の人間と伍して行けるのか? 東京モーターショーの体たらくは今の日本の経営や政治などリーダー層と相似形で、もう今のままでは日本人は大多数が半奴隷に落ちていく未来像しか描けない。

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【プラモデル】宇宙戦艦ヤマト2200 1/1000 艦長室と展望室のライティング改造

宇宙戦艦ヤマトのプラモデルはこれまで写真を見るだけで十分だったが、最近出たヤマト2200の1/1000のキットは、電飾が標準で組み込まれていて、艦首や波動砲の形状が初代のイメージに近かったため、ついつい購入してしまった。

そこで分かったのが、第一艦橋、第二艦橋はライティングするけれど、艦長室と艦橋後部の展望室は対象外(光らない)ということ。また、舷側の集会室も光らないのだが、ここは構造的に別の光源を用意しないと難しい。単に光らせるだけなら、波動砲の光源が近いけど、舷側と波動砲が同期するのはおかしいから諦めた。

艦長室と艦橋後部の展望室はちょこっと加工したらできそうだったのでやってみることにした。

これが元の形
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艦長室の床を開口します。
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水平翼中央の後ろの突起も削って、米粒ほどに削ったクリアの端材に差し替えます。
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その他もろもろ調整して出来上がりです。

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2017.08.11

昇魂・降魂

若いころ師匠から「人間には昇魂(のぼりたま)と降魂(くだりたま)がある」というお話しを聞かせていただいたことがある。

降魂は人間としての完成とは別の目的を持ってこの世に生まれてきているので、人間として同じ土俵ではなくハンディを与えられる場合が多いだろう。僕の場合、先天的な肉体障害か後天的環境のどちらかを選択する局面で、人間としての活動において自由の利く後者を選んだように思う。

だから、生育面で親と全く感じ方・考え方が噛み合わなかった。やがて、完全に精神面で親から独立しようというその局面で魔が乗じてきた。一段境遇が下がり運気の付け替えが行われた。今でもその学年では頻繁に同窓会が行われているが、その動機を僕は知っている。

河合栄治郎の理想主義は一次曲線のような直線的な価値観で、それはあたかも天使界の価値観のようだが、この人間界はもっと多様で多次元曲線のように一直線ではない。それは魔によってもたらされた多様性かもしれないが、その結末が今の時代であり、精神的エネルギーが時代と共に消えて行っている。

昔の同僚たちをたまたまネットで見かけた時、自分の人生を振り返って忸怩たる思いがある。人間界の流儀と馴染んでなくて、大層効率の悪い申し訳ない選択を繰り返してきた。昇魂の方が、この地球上ではよっぽど楽に生きられる。キリストは典型的な降魂だけれど、今一度降魂は人間的な価値観を整理して流滴としての自分の原点に立ち戻る必要がある。失ったもの、得たものを素直に受け止めて次元を高めていくべき大切な時期。

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2017.08.06

河合栄治郎『学生に与う』を読んで

去年あたりに旧制高校に興味というか郷愁が湧いて、関連の書籍を集めた頃があった。

少しずつそれらの本を読み進めているが、河合栄治郎『学生に与う』を読んで、これが自分のバイブルだったかもしれないと気が付いた。

中学一年の夏、物置になっていた父の書棚からこれらの古びた文庫本をめくって読んでいた。そして、大人の世界なかんずく青春というもののイメージが形作られた。

だから、高校に対する憧れや期待・欲求は人一倍強かったし、実際に入ってみて現実が自分がイメージしていたものとかけ離れていることで方向感覚が見失われて行く感じがした。

この『学生に与う』は、人間世界を理想的に捉えすぎていて私自身が環境の変化で覇道の真っただ中に置かれたとき、この書で謳われている理想を追求する生き方が透徹できない現実に、「今は暫くこの生き方を断念するしかない・・・」と諦めた時期があった。そして、それまで正しいと思ってその道を邁進してきた生き方が妨げられる現実に困惑し、その謎解きを人生のテーマとして背負って来た気がする。

そして、今知ったのは河合先生自らも同様に理想と現実の覇道に引き裂かれて苦しまれ、その中で寿命を縮めた人生を送られたという事実だった。

私は精神の赤ん坊の時、恐らくこの本と出合っており、これを世界だと思い込んで、それが感性の根底に根付いているのだと思う。だから自分の常識と世の中とでどうしても感性が乖離してしまうことが往々にして起きてきた。そして、なぜこの生き方が続けれられないのか?正義は結局”力”の前では無力なのではないかという疑義に対して、私は究極のところで答えを授けられた。

だから、この本を読み了って、懐かしい旧友に思いがけなく出会ったような感慨があった。そして、この場所にまた戻ってこれたことが奇跡のようだと思える。あの頃の周囲にいた集団とそのまま繋がりが続いていたら、人生がもっと豊かに生きられただろう。悔いは無いと言えば嘘になる。けれども、自ら望んで求めてこの生き方を選んだのだろうと思う。回り道が無かったら、上昇志向しか理解できなくて、世の中の狭い範囲を表面的に理解するだけだっただろう。社会の表に現れない根っこの部分を多く血と涙とで学んで来た気がする。

この世の特に今の都心の人間たちは、修業が足りなさ過ぎて、河合先生の理想に燃えた向上心も、敢えて苦労を避けない心意気も苦労も何も体験しようとしてこなかった魂たちを見ていると、一体この本に書かれている世界は、そして自分が体験して来た世界は何だったのだろうと、浦島太郎になった気分になる。

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2017.03.23

人間界の分離が始まっているのかも

トランプ以後のアメリカの支配層の動きが混乱しているように見えるが、ふと浮かんだのが「これまでの支配階級の中に更なるインナーグループが形成され、そのインナーがこれまでの本流を含むアメリカ解体を意図しているのではないか」ということ。この辺り、『肩をすくめるアトラス』にもそのモチーフが見られる。

(トランプ本人とは別に)支配階級の中でも成り上がりの庶民出身を締め出して、血統や伝統を維持する真の支配階級だけの世界を純化させようとしており、これが外野からは仲間内の暗闘のように見える実体ではないか。

そして、私の身の回りでも従順な羊(実は式神的存在)と、人間以外の次元を価値基盤とする天使とか宇宙人に近い存在とが分離し始めている気がする。

それからまた、最近ふと気が付くと耳鳴りのような高周波音が聞こえるのだが、こうした地球の波動の変化が生命の意識に作用して、魂存在の分離を引き起こしているのかもしれない。

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